こんにちは。コアラ卓球のタツヤです。
コアラ卓球の、最初の記事は『オーストラリアで一番でかいオーストラリアベテラン大会に参加してきた』について。
オーストラリアベテランは日本で言うと、年代別、あるいは全日本マスターズ選手権のような感じの大会で、最年少クラスは30歳から上は80歳代まで、クラスが分かれております。
参加人数はオーストラリアの大会の中では一番規模が大きく、総勢400名の卓球愛好家、オーストラリア国内はもちろん、ニュージーランド、日本、中国、ベトナム、アメリカなど国外からも多くの選手が、『シドニー』に集いました。
オーストラリアの卓球の人口
オーストラリアの卓球人口は卓球協会に登録している人数は約10000人程です。(オーストラリア卓球協会のサイト参考)
ちなみに、日本の卓球人口はその30倍の320000人程。(日本卓球協会のサイトを参考)
登録している人数よりも、登録していない人の卓球人口はその10倍以上と言われているので、日本とオーストラリアの卓球人口でいうとでは天と地ほどの差があります。
オーストラリアの総人口は『2313万人』日本の総人口は『1,2億万人』
日本の卓球人口はオーストラリアの30倍ながらも、総人口は10倍の差があります。
こんな卓球事情のオーストラリアでベテランの選手が400人も集まるということはかなりすごいこと!?だと僕は思っています。
だって、日本でクリケットの試合を開催しても、どこで開催してるのって?誰が見に行くの?って感じですよね。
オーストラリアでは卓球というスポーツを知れ渡っているものの、競技としての認知度は日本のクリケットぐらいマイナーな感じです。
オーストラリアの卓球のレベル
オーストラリアの卓球人口は日本と比べてかなり少ないことはわかったかと思います。
お次はオーストラリアの卓球のレベルを見ていきましょう。
世界でのオーストラリアのランキング
男子:51位
女子:28位
世界ランキングで見ると、これぐらいのレベルの国です。
ちなみに、オーストラリアは移民で成り立っている国であることで有名ですが、そのせいもあるのか女子のナショナルチームの5人中4人は中国からの帰化選手というチーム編成です。
んで、今回、僕が参加したのは、オーストラリアのナショナルチームの選手が出る大会ではなく『ベテランの大会』です。
水谷準がマスターズには出ない様に(まだ30代ではありませんが)、国家代表クラスの誰も参加していませんでした。
女子の帰化選手の半分以上は30代以上と出る資格があるのですが、やっぱり国代表レベルになるとベテランの大会は『出たくない』のかな〜!?
オーストラリアベテラン大会の流れの詳細
コアラ卓球の初めての記事ということでオーストラリア卓球事情について少し触れさせて頂きました。
ここから本題のオーストラリアベテランの大会の詳細です。
このベテラン大会は『団体・シングル・ダブルス・ミックスダブルス』の4種目で構成され、1週間かけて進行し熱いバトルを繰り広げられました。
開催場所は毎年、各州(オーストラリアは8州あります)持ちわまりで行われる為、今回行われた『シドニー』で次行われるのは9年後となります。
いろいろな州に大会を通していけることもあって、自分が住んでいる州以外で参加するときは、気分は旅行的になっています。
去年から、全日本選手権でも使用され、Rioオリンピックでも使用された『サンエイ』がこの大会のスポンサーとなっており、卓球台、フェンスに『SAN-EI』の文字が。
大会期間の詳細スケジュール
試合開始は毎年、土曜日のお昼から開始されます。
土曜〜火曜までは団体戦、水曜日〜土曜日まで個人性(ダブルスも含む)といった形で前半は団体、後半はシングルスという形で進行します。
団体は仕事の関係で出れないけど、個人戦だけ出る!!て言う人も結構いるのですが(特に地元)多くの人が団体戦から参加している感じですね。
団体戦は4人1チームで9シングル2ダブルスの11試合制
☝︎今回、共に1週間戦ったチームメイト
左『ジェナー』元ジュニアチャンプ20年振りぐらいラケットを握ったらしい
中左『コアラ卓球』
中右『小杉さん』韓国から日の丸を背負って参戦。しかも2年連続出場
右『ボブ』バックラバーはタキネスで3球目からロビングで点数を取りにいくスタイル
1チーム4人で組み、シングルス3本×3の試合+ダブルス2の11試合を行います。
しかも、基本的に勝っても負けてもラストまでやるので、試合時間は3時間とか余裕でかかります。
関東学生リーグよりも長いし時間もかかる 笑
そんな過酷な試合を一日、2チームと対戦するので、結構体力的にしんどいです。
70代とか80代の同じ試合数をこなすからまた、すごい
まとめ
初めてのコアラ卓球の記事ではオーストラリアの卓球事情とオーストラリアで一番大きな大会ベテラン大会の詳細をご紹介しました。
次の記事では、ベテラン大会の結果などについて書いていきますね。